ガトーの人生豚骨ベース

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メシがしょっぺえや……

思い出 ひまわり迷路

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小学校に上がる前だったか

自分はひまわり迷路にいた

自分の身長の2倍ほどありそうな背の高いひまわりで道が作られた迷路

母と兄は先に行ってしまいちっちゃい子供だった自分は1人で背の高いひまわりに囲まれて出口を見失っていた

悲しくて早く帰りたかったけど辺りを見回してもひまわりしか見えない緑と黄色

怖くて涙が出てきて迷路を無視してひまわりに飛び込んだとにかく外に出たかった

硬い葉っぱが当たって痛かったけどそんなの関係ないどんどんひまわりを掻き分けて進んだ

そこから記憶は曖昧になる

母には会えたと思う いっぱい泣いていた

痛みを我慢しながら緑を掻き分けていくその思い出は強烈に覚えている とにかく必死にルールとか関係なく抜け出したかった 夏になるとあの光景がフラッシュバックするなぁ

自分は今もひまわりの迷路を抜けられていない気がするのだ

1人で悲しくて怖くて

どこが出口かも分からない しかしあの緑の壁に飛び込む勇気はもう枯れてしまった

子供は賢い 他人やルールや痛みを気にせず飛び込めばいいのだ

ひまわり迷路で子供の頃の自分が今の自分を置いて遠くに行ってしまう

彼の姿を眺めながら それでいいんだ と一言

まだ迷い続ける 自分の身は自分で助けるしかないこれはすっかりバカに染まってしまった自分への罰だ 

腰抜けは普通のふりして今日も迷ってる