ガトーの人生豚骨ベース

ガトーの人生豚骨ベース

メシがしょっぺえや……

過疎キャスの性格の悪い楽しみ方

最近ツイキャスをやり始めて

ちょっとずつ慣れてきたので暇な時ツイキャスの新着順から過疎キャス巡りをしている

自分もやっていて思うのだが大体の人はツイキャスで人が来てくれない来たとしても3人〜6人くらい大手と過疎視聴者数の貧富の差が激しいと感じる

 

そしてその中で自分が好んで見るのは放送開始から3分程経ったのに誰一人視聴者が来ていないガチの過疎キャス放送だ

自分がやっていて感じたが過疎キャス主にとって最初の1人は凄く嬉しい

イラッシャーーーイ!!!🤗🤗🤗🤗🤗

みたいにその最初の1人にいかにコメントしてもらうか躍起になる

 

自分は新着順で開始してしばらく経ったのに視聴者数0人のキャスを見つけそこにふらりと立ち寄る

【一名さんいらっしゃいよかったらコm....】

過疎キャス主特有の詠唱を聞き安心する

そしてその後何をするか

何もしない

コメントもスタンプもコインもしない

綺麗な小川を眺めるように ただ過疎キャスを眺める

いつコメントを打ってくれるのか餌を待つ犬のような過疎キャス主を眺めるのが自分はツイキャスで1番好きなのだ

あ〜気持ちいいー

最初は自分の趣味とか仕事の話とかしていたキャス主が自分が絶対にコメントをしないと分かってきてだんだん喋らなくなっていくあの瞬間が大好きだ

そして静寂が訪れる

耳にかすかに届くのはキャス主の部屋から聞こえる生活音のみ

ビニールの音 湿った足が床から離れる音

何か固い物がテーブルか何かに当たった音

自分はそれを聞くと クソワロタwww なのだ

性格が悪いのは分かってる でも面白くてやめられない 

なぜこんな性格の悪いことを面白いと感じてしまう自分がいるのかうまく言葉にできない

例えるなら小説【蜘蛛の糸】のような

過疎キャス主が自分という一縷の望みにすがってくる様を見るのが面白いそしてその望みの権限が自分1人にあるのが最高に気持ちいい

実際そういった過疎キャス主に気分でコメントすることがあるのだが物凄く喜んでくれる そしてどうにかして次のコメントを打ってもらおうと色々な質問を絶え間無くしてくる

もしかしてメンヘラな女の子と付き合ったらこんな感じなのかなぁとか思ってみたり

 

その日は暑い日の夜だったタバコの煙が風で飛んでいくのが嫌で部屋を閉め切りクーラーをかけずに自分は過疎キャス探しをしていた

開始5分、、視聴者数0、、

ふふっ、見つけた!

こんな優良物件はなかなか無い 配信ページを開いた

「、、、いらっしゃ〜い、、」気の抜けた女の声が聞こえる

一見やる気なさげに見えるが振っておるわ、、尻尾をっ! だってやる気ねえならキャスなんてやらんもんなぁ!コメントして欲しくてたまらんやろが!

落ち着け 笑うのはもっと後だ

さてさてこれからゆっくり愉しもうかな

と思っていた矢先

 

 

閲覧1人

 

 

 

 

閲覧2人

ファッ!?

なんだ、知り合いが来たんか、、あーあつまんね

「、、2名さまいらっしゃい、、、」またやる気なさそうにキャス主が声を発する

10秒経ち

20秒経ち

 

そして違和感に気づく

コメントが打たれない?

真っ白いコメント欄のままだ

額の汗玉がツーッと頬に下がった

 

こいつ!同業者!?

まさか俺以外にいるとは こんな過疎キャスをすき好んで見るやつ、なおかつコメントしないことに悦びを感じるサイレントウォッチャーがいるとはな

酔狂なやつだ

しかし、しばらくすればこいつも失せるだろう

タバコに火をつけてゆっくり吸って吐いた 今日は煙が下にゆらゆらと落ちていった

 

5分経ち

 

 

10分経ち

 

おかしい、、明らかにおかしい、

閲覧2人

からいっこうに動かない

タバコはすでに2本目半ばを吸いはじめていた

、、こいつも愉しみ方を分かっているようだな、しかし譲る訳にはいかない  続行だ

サウナでお互がお互いを 隣の人が出てから…と思っている状態に近いナニカが起こっていた

 

なんやこいつ、、消えるかコメントしろや、、

一歩も動く気配はない

15分 キャス主が放送を始めて20分間

タバコはもう吸い終えて画面だけを見ていた

キャス主はもはやiPhoneの前から居なくなっていて 微かな物音さえ聞こえない静寂の中で画面の前に張り付く阿呆が2人

いつのまにか大量の汗が顔から滝のように流れていた

額を拭うとポタポタとぬぐいきれなかった汗が膝の上に落ちていった 見ると全身汗だくだった

これほど熱い無言の戦いは今までの人生であったことが無い

だが1つ言っとくが

舐めるなよ小僧

お前さんが誰かは知らんがこっちはモグリのプロ 負けてたまるか

思わぬ強敵との出会いに少し笑みが零れた

多分、いや間違いなく向こうの名も知らぬ者も笑っていた

剣の達人同士が向かい合っただけでお互いの生きてきた道が分かるように

自分は画面の前のサムライと過疎キャスという荒野で対峙した

そして全てを理解した

最期まで殺ろうじゃねえか

イヤホンはまるで意味をなさなくなった

無音の戦いの中ただひたすらに決着の時を待った

もう汗だか水に浸かったんだか分からないほどにぐしゃぐしゃになっていた脱水症状の一歩手前になっていたが目はしっかりと閲覧数を捉えていた

 

事態は急変する

キャス主が放送を始めて27分後 数字が赤くなっている

 

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閲覧1人

 

「よっしゃああああああああああ!!!!」

両手を振り上げた

勝った!勝った勝った!俺は勝ったぞおおおおおおおお!!!!!長く辛い戦いだったしかし俺は勝った!

この戦いは俺の勝ちだ!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何やってんだ俺

部屋を換気したあと水を飲んでクーラーつけて寝た